今回、NY内のAirbnbを3軒体験して
最後にしてやっと
Airbnbの本当の良さがわかりました。
正直最初は、値段の安さにしか
興味がありませんでした。
昔から他人と寝泊まりするのが苦手で
Airbnbなら一人部屋にできるから
ホステルよりマシ、
くらいの気持ちでした。
なので、ユニークな住空間とか
アットホームという名の余計なからみとか
そういうのはやめてくれ!と思っていました。
1軒目はホストに会うことなく、
※掃除もメイドを雇うくらい
ビジネスとしてやってるホストでした
他の宿泊者とも会うこともなく
ホテルとかわらない感じでした。
NYで1泊6,000円弱と安く、
当初の要望にぴったりで
すごくいいなと思いました。
2軒目は行ってびっくり、
おっさんと一つ屋根の下だったため
若干恐怖を感じながらのステイでした。
(めっちゃいい人だったんですけどね、
結果的には。でも怖いですよね笑)
ちゃんと選ばないとだめだな、と
反省しました。
2軒目の反省を生かして3軒目は、
スーパーホストと言われる、
皆の評価が高い
女性ホストの家を選びました。
スーパーホストになるには
レビューの80%が5ッ星など、
厳しい条件なので、
どんな感じかなぁと思っていたのですが
彼女のたちふるまいには
期待以上のものがあり
Airbnbの本当の魅力に気づかされました。
彼女はコロンビア出身で
高校生にスペイン語を教えています。
南の人らしい温かさがにじみでていて
教師という職業柄か
わたしのつたない英語を
広い心で受け止めてくれているのが
わかります。
とにかくものすごく親切で
アメリカの一般的なドリンクだよと
シナモンたっぷりのチョコモカを
ふるまってくれたり
フルーツ好きって言ったら
色々買ってきてくれたり
ランチに手作りのタコスを
用意してくれたり
でも全然押し付けがましくなくて、
損得を全く考えていないのです。
きっと人の面倒を見るのが
好きなのでしょう。
彼女自身も無理なくやっているのがわかるので
心からリラックスできました。
彼女のふるまいは
『おもてなし』という言葉は
あまりしっくりこないのです。
お姉ちゃんがいたらこんな感じかな、
思わず、お姉ちゃん!って
呼んでしまいそうな雰囲気で
『お世話』とか『面倒見』とかの言葉のほうが
ぴったりきます。
これは、彼女の人柄に加えて、
『家』という
場所の力が働いていると思います。
もし私が彼女とホステルで同室だったら
"friend"になっていたでしょう。
ですが、たった1週間でも
ひとつの家にいただけで
"family"という感覚が生まれました。
久しぶりにお母さんに甘えるように
人に甘えたい気持ちになって
帰りたくない、
また来たい、と思っている自分に
驚いています。
世界中に
"family"ができるのが
Airbnbの本当の魅力なんですね。
一口にAirbnbといっても
色んなタイプのホストがいます。
これを読まれた方にも
よき旅の出逢いがありますように!