先日初めてお会いした方から
MALCOLM BETTS(マルコムベッツ)という
ジュエリーブランドを教えていただきました。
ジュエリー自体も素敵ながら
感動したのは
このブランドのファンという
吉本ばななさんが寄稿されたエッセイ。
ESSAY: マルコム・ベッツの世界 | CULTURE | BARNEYS NEW YORK
私はこういうジュエリーが作りたい、という
自分の脳内でぼやぼやしていた想いを
美しい文章にしていただいた、という感じで
泣いてしまいました。
自分がつくったものが、
こんな風に誰かの人生に寄り添えたら
どんなに素敵だろうか。
ああ、もう、
会社や学校行きたくない、
とか
自分のことが大嫌い、
とか
何もかも放り出して逃げ出したい、
みたいな瞬間に
自分の手できらめくジュエリーがふと視界に入って
その美しさで幸せな気持ちになって
また頑張ろう、
とか
まぁいっか、
とか
良い方に気持ちが転ぶ。
そんなジュエリーがつくりたい。
と、この文章を読んで
決意を新たにしました。
※なぜジュエリーか、の暑苦しい文章はこちら
気が向いたら是非 笑
ちなみに吉本ばななさん大好きで
もう片っ端から読んで消化吸収してしまって
あの素敵なセンテンスや哲学、エピソードは
どの作品だっけ???状態なのですが
大好き作品代表として
ちゃんと名前覚えようと思ったのが
沖縄が舞台の短編集に入っている
表題作の「なんくるない」という作品です。
誰かの死のような
わかりやすい大きな辛い出来事って
にんげん意外と乗り越えることができるけれど、
生きるペースや価値観なんかの
ちょっとした感覚の違いを
うっすら感じながら我慢し続ける、
そちらの方が最後には
人間に致命的なダメージを与える、
と最近つくづく思います。
そういうことが解決策も含めて
もっと素敵に書いてある短編です。
出版社を通さず発信されている
noteの記事もとても良いです。
人生で大切なことを思い出させてくれます。