脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

無欲の力を知った夜:theニューヨークな放課後ジャズライブ

今日は放課後クラスメートと、

クラスメートのお友達がやる

ジャズライブに行きました。

 

ハワイ大好きなオーナーが開いた

ウクレレショップで

ピアノとギター(たまにウクレレ)の

デュオです。

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初めて知った演者さんでしたが、

その音楽、空間は

すごく居心地が良かったのです。

 

それはおそらく、演奏されている方が

無欲だから

 

成功したい、とか

圧倒しよう、とか

 

そういう気持ちが

大切な場合ももちろんあるけれど

 

その空間は、

音楽が好きで、

自分が楽しんで、

目の前の人にも楽しんでもらいたい、

というシンプルandクリーンな

想いでできていました。

 

お客さんも、

有名だから、流行っているからという

邪心はなくて

ただその人の音楽が好きだから、

という人ばかり。

 

ジャズ、というと

聴く側もちょっと

緊張しちゃうというか、

聴いている自分に酔って

かっこつけちゃうイメージがありましたが、

こちらは自然と音楽に身を委ねてしまう、

素敵な空間でした。

 

無欲な人がつくるものは、

体にすっとなじみ、

人の心をほぐす。

 

ジュエリーをつくる時もきっと同じ。

 

無欲なこころで、

金属や石に向き合いたい。

生きていくのにお金は必要、

でもお金が目的になってしまわないように

技術だけでなく

メンタルも鍛えたい。

 

そんなことを考えた夜でした。