こんにちは、綾野です。
今年は私の今までを知っていただくような
記事も沢山書いていけたらなと思っています🎵
さてはて、私は大阪の中でも
大自然に囲まれた田舎で生まれ育ちました。
そんな田舎っぺのわたしが
普通の公立高校をでて
東京の某文系大学の商学部を経て(部活は体育会マネージャー笑)
広告制作会社に新卒で入社したわけなのですが
前職に従事するまで
『テスト=用意されている正解をあてにいく』
ことに費やしてきて
『クリエイティブ=何もないところから生み出す』
ということを全くやってこなかったんですねぇ。
(今更ながらこんな私をよく雇ってくれたな、と思います。。)
入社してしばらくは、発想の仕方がわからなくて本当に苦労しました。
美大卒の発想力に平伏す日々。
社内外の研修に参加したり、ビジネス本を読んだりもしましたが
どれもしっくりこず
案出しに苦手意識をもったまま
数年が過ぎて行きました。
そんな私が、入社6年目に
某有名クリエイティブチームの
打合せで目の当たりにして
『アイディアってこうやって出すんだ!!!』と
目から鱗、まさにアハ!体験だった
文系向けアイディア発想法を
ブログを読んでくださっている皆様に
お伝えしたいと思います。
同じように案出しで苦労している
文系の皆さんの助けになれば幸いです!
文系がアイディアを考えるときに意識するといいこと
それは
右脳で生み出して
左脳で育てる
ということです。
え、そんなこと?って感じですかね?笑
でも文系、特に高学歴の人で陥りがちなのが
ロジックありきで案を考えていって
結果つまらないものになってしまうパターン。
真面目なんですよねぇ・・・
そうではなくて最初は
笑えること
かわいいこと
かっこいいこと
自分がときめくこと
『あの人があれしたらウケねー!?』
『超可愛いんですけど!』くらいのノリで
右脳から夢レベルで
アイディアをぽんぽん出していくんです。
それこそ、グラビアアイドルに
膝枕してもらいてぇ!とかそんなレベル。
制限なし、超えるべきは自分にとって
本当にウケるか、ときめくか、だけ。
ぽんぽんだす中でピンときた種があれば、
右脳から左脳に即切り替えます。
『でも今回のターゲットは〇〇だからこちらにふろう』とか、
『予算足りないからアイディアの肝は残しながら
別の方法を考えよう』という具合に
右脳でひらめいたアイディアを
左脳で鍛え上げて企画にするんです。
鍛える段階でターゲットや目的などを満たしているか、
ひとつひとつ丁寧に精査することが肝要。
ここをどれだけ緻密にやれるかが、
アイディアが通る企画に成長するかの分岐点です。
どうにもならないアイディは潔く捨てることも大事。
無理あるアイディアに固執しすぎると、
最終的な企画がねじれたものになってしまいます。
このチームの打合せは
基本とにかくバカバカしくて終始爆笑なのです。
ですが、会話していく中で『これは!』という種がでたときに
全員が左脳にさっと切り替わって
ガシガシ議論しながら鍛えていく、
その切り替えぶりが本当にすごかった。
企画、とか、クリエイティブ、とか
苦手意識があったときほど
難しく考えてつまらなくなってしまっていましたが、
出発点は、
ウケる!ときめく!かっこいい!かわいい!
そんなシンプルなところからでいいんだ、ということを
あのチームから学びました。
会社は辞めたけどあの経験が今も生きている
この方法論が今もかなり生きていて
自分のブランドのことを考える際、
まずは『自分がときめくこと』を
追求しています。
ときめくって実はすごいんですよね。
見たことないからときめく
=競合不在
欲しいからときめく
=ニーズがある
ただの感情に見えて
実はめっちゃ理にかなってるんです。
ときめくことをひらめいたら、
それを実現に向けて左脳で検討開始。
ここまできたら
ロジックが得意な文系のみなさんの
出番かと思います。
案出しにお悩みの皆さんのお役にたちますように🎵