脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

かけた労力のことを忘れて仕上がりをフラットに見ることができるか

昨日はセブの語学学校で同期だった

日本人画家さんの個展にお邪魔しました。

f:id:sinkypooh:20170320035651j:image

 

優しい色合いが素敵。

 

ギャラリーはブルックリンの

古着屋さんの地下にあるんです。

f:id:sinkypooh:20170320035843j:image

 

お店の真ん中の急な階段を降りていくと

f:id:sinkypooh:20170320040212j:image

 

別世界です。

f:id:sinkypooh:20170320040236j:image

 

 

私の一押しの絵。綺麗!!

f:id:sinkypooh:20170320040323j:image

 

 

個展を拝見した後お茶しながら

制作の話を色々教えもらったのですが

 

驚きだったのは一枚の絵を描くのに

五枚くらいやり直すらしいんです。

 

大事にしているのは

『かけた時間は気にしない』。

 

ついつい、

こんなにやったからまぁいいやとか

もったいないから形にしちゃおうと

思ってしまいがちですが

 

後に残るのって

アウトプットだけで

プロセスではないんですよね。

 

費やした時間や労力は忘れて

仕上がりがよいかどうか

フラットな目でチェックする。

ダメなら思い切りよくやり直す。

自分が納得するクオリティになるまで。

 

それができるようにならないと

アーティストにはなれないなと感じました。

 

前職でやっていたものづくりは

プライオリティが納期。

決められたスケジュールの中で

どれだけやれるか。

クオリティももちろん大切で

ケースバイケースではあるものの、

納期は動かしがたい絶対的なものでした。

 

全然違う取り組み方ですが

これからはクオリティ優先の

制作スタンスに変化する必要があるなと

とても勉強になりました。

 

それぞれの絵がどういう過程をへて

できあがっていったかというお話も面白くて。

そういうアプローチでモノをつくるんだ!

と発見がありました。

 

ものづくり仲間ができるのは嬉しいですね🎵😊