卒業制作ばりの思い入れになってきた
プロングピアスを仕上げます。
まずは真ん中のシトリンを留め。
まずまずの滑り出し。
続いて周囲の10個を。。。
慎重に。。。ひとつひとつ。。。
うぉーーーー
めっちゃ綺麗にとまった!嬉しい!
プロングをまぁるく削って
最後のポリッシュしたら
できたぁぁぁぁぁ!!
めっちゃぴっちり。。。
石留めで納得いったの初めて。。。
嬉しい。。。
初回と比べたら雲泥の差!
いま見てびっくりした!
石留め、苦手意識が強かったんですが
今回、この子を留めるにあたり
自分の中に流れているリズムを
とにかくゆっくりにすることを
心がけてみたんです。
今まで、はやく完成を見たい!!って
体内リズムが競歩状態で
作業しがちだったんですが笑
縁側で茶を
飲んでるくらいのテンポ
に落とすよう気を配ったら
すっごく上手くいきました。
『わかる』から『できる』に進化するためには
最近発見したのですが
『わかる』が『できる』になるには
以下の3つが必要だと思うんです。
1、筋トレ
思い通りに体を動かすには
文字通り、動かす部分の
筋肉を鍛えねばなりません。
彫金でいえば指や手の筋肉。
始めた頃に比べて、格段に力がついて
思うように動いてくれるように
なってきました。
これは脳にも当てはまります。
その部分を使うことで鍛えられ、
自由度があがります。
2、癖を把握する
何をするにも自分の癖があって、
それが失敗の原因になることが
多いと思うんです。
失敗を繰り返して、
自分の癖全てを把握してはじめて、
失敗をなくすことができます。
3、癖を制御するためのコツをつくりだす
癖は知るだけではどうにもなりません。
癖をコントロールするための“コツ”を、
試行錯誤して
絞り出さなきゃいけないんです。
癖はひとによってちがうから
コツもひとそれぞれ。
自分だけのコツを作れるかどうかが、
勝負の分かれ目です。
1〜3、全てが
とにかく数やらないと
できないこと。
見せ方だってもちろん大事ですが、
見せることが先行しがちな現代、
数積んで、中身が詰まった
ジュエラーになりたいものです。
いい先生って、
1を楽しくやれるカリキュラムがつくれて
2を的確に指摘でき、
3を考えてあげられるひと、
なのかもなぁ。
またひとつ、
『わかる』が『できる』に近づいて
幸せないちにちでした!