脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

『向き・不向き』についてニューヨーク留学を経て思うこと

こんにちは、綾野です。

 

ニューヨークは雨がふったり

ピーカン晴れだったり変わりやすいお天気。

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※雨のニューヨーク

 

膀胱炎による腹痛がまだ続いており

ベッドで安静にしていて暇なので笑

近頃つらつら考えていたことを書きたいと思います。

 

『向き・不向き』について。

 

『私には向いてない。』

『お前には向いてないからやめとけ。』

 

よくある言葉だと思うんですが

これほど非生産的な考えってないなぁって

最近強く思うんです。

この考え方が今の日本の停滞の原因!と

いいきっちゃいたいくらい。

 

どうしてそう考えるようになったのか

ぜひご一読くださいませ。

 

  

向き・不向きに関して書きたくなった理由

なんでいきなり?と思われると思うのですが

ちょっとしたきっかけがありまして。

 

前職(広告系)に勤めていたころ、

男性の先輩から

 

この業界は男性向きだ。

    得意先の要望に応えるために

    長時間労働にならざるを得ないから。』

 

と面と向かって言われたことがあるんです。

 

そのときはまるで

『向いてない仕事に世の中に騙されてついた、

   バカで可哀想なやつ。』

と言われている気がして

ショック&カチンときて

(私も余裕がないですねー。わはは。)

 

『確かに体力面では男性が有利かも知れないけれど、

   世間のお財布を握っているのは女性で、

   女性に刺さる企画をたてられるのは女性!』

 

みたいなことを鬼のように笑

反論した記憶があります。

 

その時は相容れないまま会話が終わったのですが

先日似たようなやりとりが

友人の身にも起こった、という話を聞きまして。

 

自分が言われた時のことが

フラッシュバックしたのですが、

あの時と違う、

もう少し相手の心に響きそうな反論が頭に生まれて。

 

あのときこう言えばよかったな、

なんで思いつかなかったんだろ、

このフラストレーションは書いて昇華しようと

筆ならぬキーボードをとっております。

 

『向いてないからやめろ。』に対しての今の私の答え

 今の私なら彼に

『向いてる、向いてないってそんなに大事ですか?』

 と尋ねると思います。そして

『そんなことよりやりたい、やりたくないのほうが

大事じゃないですか?』

と重ねるでしょう。

 

そもそもオトコオンナ性別抜きにしたとして

この仕事は100%私に向いています!!

って断言できる人って

なかなかいないんじゃないかなぁ。

 

私自身今までやってきた広告の仕事も、

今やっているジュエリーも

向いてるか向いてないかで言ったら

全然向いてないって思ってるんですね。

でもやりたいって気持ちがあるから

めちゃくちゃポジティブに頑張れる

 

最初は結果が全然出なかったとしても

やりたいっていう気持ちでかじりついていれば

その仕事にあった自分に

なっていけるんだと思うんです。

 

不向きなこと、でもやりたいことに

向き合って成長していくのって

いわば一種の人生の醍醐味。

変わる幅が大きいほど学びも多いし

それを見ている人を

感動させることすらできると思うんですよね。

不向きな人だからこその新しい発見だってあるかもしれない。

 

やりたいからやるってことには

すごい可能性があると思うんです。

 

不向きなことに携わるデメリットももちろんありますが

それよりもやりたいって気持ちを信じて

向き合うことでうまれる可能性のほうが

よっぽど大事なんじゃないかなって。 

 

ほかにもいいたいことは色々あれど

くだんの先輩への反論として、

体力以外に必要な能力を考慮してない、とか

いやいや働き手が足りなくて

国が女性活用って言ってる中で何言ってんすか?とか

同じレイヤーで言い返すこともできます。

でもそれじゃ聞き入れてもらえないでしょう。

 

どんな話し方をすれば向こうに響くのか、

というのをつらつら考えて出した言葉がこれでした。

留学の影響で自分の考え方も

色々変化しているんだなと改めて気づきました。 

 

 

みなさんだったらどう答えますか?

ぜひきかせて欲しいです。