こんにちは、綾野です。
帰国前に知り合いのツテでチケットをいただいて
ニューヨークフィル、聴いてきました。
会場は総合芸術施設リンカーン・センター内にあり
ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地である
デイヴィット・ゲフィン・ホール。
リンカーン・センター内には3つの建物があり
写真正面がオペラやバレエ、左が演劇、
そして右手がオーケストラと役割分担されています。
3つの劇場の中心にある噴水がとっても綺麗なんです。
さすがアメリカ!水量が大量で
風の吹く方向にいると濡れます(笑)
中はこんな感じになっております。
今回の公演は団員の何名かが引退する卒業公演。
オーケストラのOGOBたちも招待されていました。
素敵な福利厚生!
演奏の前に引退される方が
ひとりひとりスピーチされたのですが、
ある女性が
『私が入団したころは、
女性はほとんどいなかった。』
とおっしゃっていました。
いまや団員の半数は女性、感慨深かったです。
最後の演奏なので
王道をいくのかと思ったら
めっちゃ前衛的でした。
2人の姉妹オペラ歌手が歌ったのですが、
彼女たちのポジションが
ころころ変わるんです。
最初は舞台の右端と左端にいたのですが
気がつけば
3階バルコニーから歌ってる!
1階の舞台正面の席にいたので
音が降ってくるようでした。
超新感覚!
その後また舞台上に戻って
センターでいちばん盛り上がるパートを歌いあげたら
曲の最後は座席の真後ろから。
遠くから音が流れてくるような
不思議な空間にいるような感覚に。
音がでてくる方向が違うだけで
こんなに感覚が違うんだと
驚きでした。
譜面に歌う位置が記されているそうで。
歌う位置も曲の一部なんですって。
斬新すぎる。。。
老舗なのに新しいことにチャレンジしている
ニューヨークフィル。
素晴らしかったです!
客間はバルコニーで噴水をみながら
スパークリング❤️幸せ!