1970年代のDior
こんにちは、綾野です。
今日はファッション&テキスタイルミュージアムに
ヴィンテージコスチュームジュエリービジネスを経営する
女性起業家のお話をききにいってきました。
100人くらいいたかな
講師はLiz Wilsonさん
『Eclectica Vintage』
というお店を経営されています。
みなさん覚えてますか?
ヴィンテージ=100年経っていない
コスチューム=高価な素材を使わない大量生産もの
でしたね?☺️
わたしはっきりいって
コスチュームジュエリー、
ちょっとナメてたんですよ、、、
どうせアクセサリーやろって。。。
いやほんと、
すみませんでした
額を地面に擦り付けて土下座m(_ _)m
高価な素材を使わないぶん、
デザイン勝負なんですよね、
コスチュームジュエリーって。
クリエイティビティという点では
ファインジュエリーにもひけをとらない!!!!!
それでいて安価なので
たくさんの方に手にとってもらえる。
最高やないか
ということで今日は
ヴィンテージコスチュームジュエリーの
魅力をお伝えできればと思っております。
コスチュームジュエリーの奥深い世界
会場にもいくつかジュエリーを
持ってきてくださっていたので
まずはこちらをご紹介しますね。
冒頭のディオールを筆頭に
1930年代のTrifariのブローチ
今回はじめて知ったのですが、
Trifariは1900年代にアメリカで大成功した
コスチュームジュエリーブランドなんですって!
こちらのサイトとても勉強になる。
王冠ブローチとてもかわいいです!
こちらは身元不明(笑)1940年のもの
ポストにレター、可愛すぎる
右下の素敵なブレスレットは
HOBE jeweleyというアメリカのブランド。
(公式HPなど見当たらず。すみません)
赤いネックレスは
フランスのコスチュームジュエラー
Louis Rousselet
Louis Rousselet Jewelry History - costumejewelrycollectors.com
どうです??コスチュームジュエリー、
めっちゃ素敵じゃないですか?😭
むしろお客を選ぶファインジュエリーより
コスチュームジュエリーのほうが尊い気すらしてきた、、、
(染まりやすい自分)
夢を実現した起業家ならではの名言たち
今日の講演はリズさんの生い立ちに始まり
ビジネスの立ち上げから
昨今のSNS対応についてまで
コスチュームジュエリーの話というよりは
ビジネスの話がメインだったのですが
ごめんなさい、正直いって
ここでドヤって紹介できるほど
明確にききとれなかった!😭(おいっ)
道険しい!!!!!
それでもいくつか拾えた名言があったので
ご紹介しますね。
名言① Never do business plan
ビジネスプランなんて作らなかったわ
彼女はシングルマザー家庭の貧しい生い立ちで
なかなか欲しいものを買ってもらえなかったらしいんです。
でも何かのプレゼントで初めてビーズを買ってもらって、
それに夢中になったのがこの道に進むきっかけだったそう。
自分の心が惹かれるものに計算なく突進した、
そういう強さって大事ですよね。
名言②If you have to push,something wrong.
押し売りしなければならない状態なら、何かが間違ってる。
ビジネスを長く成功させることはHonestであること。
誠実にいいものを適切な価格で
売っていれば自然と売れていく。
無理に売ることは絶対にしない。
名言③Imagine your customer
お客さんのことをよく考えて
お店に入ったお客さんを観察して
どんな服をきて
どの商品をチェックしているか
知った上でお客さんのことを想像し
商品をご提案する。
そうすれば押し売りでない営業ができる。
名言④Follow your instinct, and make difference
本能に従えば自然とオンリーワンになれるわ
好き、かわいい、
そういう本能に従うことが大切。
自分の本能に従っていれば
自然と周りと違うオンリーワンのビジネスができる
くおー!しびれますなぁ
ジュエリー界隈の人って
基本夢見がちで好きだよ〜😭
今日の講演のおかげで、
コスチュームジュエリーの魅力に気づき☺️
またひとつジュエリーの見識が広がった日でした!
彼女のおすすめ本を最後にご紹介。
銅のコスチュームジュエリーの本なのですが
すべてのデザインにちゃんと
名称が記載してあるのはめずらしいんですって!
日本のamazonにはなかったのですが
備忘録として貼っておきます!