こんにちは、綾野です。
先日1泊2日の弾丸で
ミュンヘン
ジュエリーウィークに
いってまいりました〜!
ミュンヘンジュエリーウィークとは
毎年3月に行われる
約100ものコンテンポラリージュエリーの展示が
ミュンヘンに集結する芸術祭!
こちら公式のマップ
ミュンヘンは日本でいうと金沢のような
文化が充実している小都市といった風情。
そんなあまり大きくない街に
展示が乱立(赤丸部分)、まさに
犬も歩けばジュエリーに当たる状態。
わたくし芸術祭的なものには
初めて参加したのですが
とーーーっても楽しかったっ!!
シュムック見たい!という情熱だけw
何も下調べせずミュンヘンに行ったのですが
現地で出逢った日本人ジュエラーさんに
オススメの展示を教えてもらったり
たまたま通りがかったギャラリーで
めちゃめちゃツボな作品と出逢えたり
こういう出逢いが
芸術祭の楽しみなんだなーと
知ることができました。
ということで2回に分けて
現地の様子をお届けしたいと思います^^
今回はジュエリーウィークの目玉、
コンテンポラリージュエリー界最大のコンペ
Schmuckの展示の様子をご紹介します。
Schmuck(シュムック)ってなんぞ??
Schmuck(シュムック)とは
ジュエリーの中でも
素材にこだわらず表現を追求する
コンテンポラリージュエリーという分野の
世界最大のコンペティション。
https://www.hwk-muenchen.de/artikel/schmuck-2018-74,0,8538.html#Englishwww.hwk-muenchen.de
コンテンポラリージュエリーは
アートジュエリーとも言われますが
社会性や政治性のあるメッセージが
込められていたりと
ジュエリーというよりも
"身につけられるアート"
という方がしっくりきます。
ファインジュエリーに
コスチュームジュエリー、
アンティークジュエリーに
コンテンポラリージュエリー・・・
それぞれ魅力があって
ジュエリー沼
深いわ〜😭
1959年から始まった歴史あるコンペ、
今年は65ヶ国912人の応募があり
そのうち21ヶ国65人の
アーティストが受賞しました。
審査員はただ一人というのもシュムックの特徴で
今年はロンドン出身、
ロイヤルアートオブカレッジの
ジュエリー科のヘッドを10年以上勤め
現在はドイツの美大のヘッドである
Hans Stofer氏が審査。
“What amazed me again and again as I looked at
the submitted portfolios spread on the table
and each individual portfolio that I picked up was
the endless diversity of jewellery-making presented,”
Hans氏は選考過程を以上のようにコメントしています。
審査基準となるステートメントは
カタログに書いてあるそうですが
現金持ってなくて買いそびれた!
それが肝心なのに・・・アホすぎる
※ちなみにSchmuckはドイツ語で宝石です。
ミュンヘンは英語でMunich(ムニュック)、
ドイツ語ではMünchen、
日本語はドイツ語に忠実になってるんですねー。
会場ミュンヘンメッセはこんなところ
ミュンヘンについて早々、向かった先は
(ミュンヘンメッセ)
東京ビックサイトのようなこちらで
大規模なハンドメイドの国際展示会
Internationale Handwerksmesse が行われており
(これはジュエリーウィークとは別物、
ややこしいわい)
この中にシュムックの入選作品が展示されています。
ミュンヘンの空港からは
電車とバスで小一時間でつきます。
ミュンヘンの中心地からは
電車で20〜30分くらいですかね。
会場にはジュエリーにとどまらずガラスに革など
ありとあらゆるハンドメイド作品のブースが!
(到着した時は会場間違ったかと思った・・・笑)
パフォーマンスコーナーには
日本から鍛金や和紙の作家さんが
招待され会場で作品を作られていました!
(主催からお声がかかるんですって、すごい)
金工作家さんはこちらの方
こちらの会場にいた
先輩ジュエリー作家の方に
ミュンヘンジュエリーウィークの
オススメの展示を伺うことができました^^
住岡真理子さんという作家さんで
青山で彫金を教えられてもいるみたいです。
身につけられていたジュエリー、
とっても素敵だったー!
そして美人さんだった・・・
親切に教えていただいてありがとうございます!
(ブログでお礼・笑)
Scumuchのブースはこんな感じ
シュムックのブースがなかなか見つからず
到着した時は一安心w
だだっ広い会場の中の
ほんと一区画って感じでした。
残念ながら作品の写真はNG!
ですがこちらのサイトに
鮮明な写真が載っていますので
ご覧ください。
作品の感想は…
ちょっと私の生半可な知識では語れないっす…笑
シュムック以外にもアートジュエリー作家さんたちのブースが!
このInternational Crafts and Trades Fairには
シュムック以外にも
多数のアートジュエリーギャラリーや
作家さんが出展していて
とってもエネルギーに溢れてました!
美大の同級生で集まったという展示
このかわい子ちゃんの作家さん
とってもいい方だった〜!
これ靴紐に挟むんですよ!
歩くのが楽しくなりますね〜
他にもエネルギーびんびんにでている
パワフルな作品がいっぱい!
以上シュムック編をお届けしました!
次回、アートジュエリーギャラリー巡り編では
お写真たっぷりでお届けしたいと思います!