こんにちは、綾野です。
パリ旅のレポを続けます^^
今回はこちら!
Musee des Arts Decoratifs
/パリ装飾芸術美術館
古代から現代までの工芸品を集めた
パリ版ヴィクトリア&アルバート美術館。
(どっちか本家か知りませんが笑)
半透明のガラスかわいい#パリ装飾美術館 pic.twitter.com/4ZtyD3Q9Xk
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2018年4月24日
ジュエリーに関する企画展+常設展があり
今回の旅のメインでございました^^
早速ご紹介します♬
企画展:近現代のアーティストによるジュエリー展
De Calder à Koons, bijoux d’artistes. La collection idéale de Diane Venet
パリのアートコレクター/ディアーヌ・ヴェネの
200点をこえるアートジュエリーの
プライベートコレクションを展示。
ダリのジュエリー目当てだったのですが
ダリは2点ほどしかなく
とにかくほかのアーティストの
作品の多さに圧倒されました。
こんなにジュエリーをつくる
アーティストがいたんだなーという感じ。
彼女のジュエリー観が
日本人からするととてもびっくりです。
「宝石は好きになったためしがないの。
個性がなさすぎるから」
とディアーヌは言う。
「よく広告にあるように、
若い女の子はみんなダイヤモンドのついた
エンゲージリングを夢見るけれど、
ダイヤモンドはただの金銭的な存在でしょう?」
「多かれ少なかれ」と彼女はつけ加えた。
「宝石はみんな同じ。だけどアートは
まさに特別なものなんです」
鉱物クラスタの方々から
総スカンくらいそうなコメントですが笑
私は日本の「石が命!」というジュエリー観に
ちょっと違和感を感じるというか
人間のクリエイティビティや
クラフトマンシップにも
もっと価値を置いてもいいのでは
と思うので
彼女が言わんとしていることは
ちょっと理解できたりするのです。
(もちろん石も大好きですが!!)
※日本語でのインタビュー記事はこちら
ジュエリー界隈の方は
視野を広げるという意味で一読の価値ありです!
と偉そうなことを言いながら
正直言ってこの展示、
いまの私ではあまり楽しめませんでした。。。
それはひとえに
コンテンポラリーアートについて
知らなすぎるから。
きましたー!アーティストのつくるジュエリー展
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2018年4月24日
ピカソ、ダリ、キース・ヘリング#パリ装飾美術館 pic.twitter.com/gjdsbc9amO
でもわからないんだったら
今から勉強すればいいだけ!
ということでこれを機に
心に引っかかったジュエリーの
アーティストについて調べてみましたよ〜
展示されていたジュエリーと
勉強になったサイトをはっつけるので
気になる作家さんがいれば
チェケラしてみてください!
アレクサンダー・カルダー
アメリカの彫刻家で
モビールの発明により
彫刻作品に「動き」を取りれたことが有名。
1,800点のジュエリーを制作。
アレクサンダー・カルダー/Alexander Calder作品画像コレクション - NAVER まとめ
ジャン・コクトー
詩人として知られるがイラストなど多才。
マックス・エルンスト
シュルレアリスムの代表的な画家の一人。
3分でわかるマックス・エルンスト(2) コラージュ、フロッタージュなどを開発し、幻視を表現したエルンストの生涯と作品 : ノラの絵画の時間
ニキ・ド・サンファル
フランスの画家、彫刻家。
太った女性のナナシリーズが有名。
Niki Museum Gallery / ニキ・ミュージアム・ギャラリー
フランク・ステラ
ミニマリズムの提唱者
フランク・ステラが生み出した、ミニマリズムに基づく芸術たち - ログミー
ジョルジュ・ブラック
キュビズムの創始者
パブロ・レイノーソ
ジバンシィの化粧品など
工業デザイナーとしても有名なアーティスト。
ローウェル・ブレア・ネスビット
画家、ステンドグラス作者、彫刻家
Lowell Blair Nesbitt - Wikipedia
ルイーズ・ブルジョワ
蜘蛛の彫刻Mamanが有名
(六本木ヒルズにあるもの)
オノ・ヨーコさんのリングもありましたよ!
さすが。
他にもとにかくたっくさんの
アーティスト作品がありました。
これはほんの一部。
日々勉強やなー
常設展:galerie de bijoux
先ほどの企画展とうって変わってこちらは
中世から現代まで約1,200点の
レガシージュエリーを集めた常設コーナー!
※オンライン図録はなさそうなのですが
⇧のサイトに綺麗な写真いっぱい載ってます^^
V&A博物館と比べて規模は劣るものの
アール・ヌーヴォージュエリーが充実しているのと
ヴァンクリやJARなど現代も活躍するジュエラーの
作品も多数置かれてるのが魅力だと思いました。
アールヌーヴォーは、
ルネ・ラリックはもとい、
(このファイヤーオパール、
夕焼けみたい!最高!)
ヴェヴェールのジュエリーが満載!
現在活躍中のジュエラーの作品も
たくさん見られて素敵でした!
ヴァンクリ
他にも素敵なジュエリーがいっぱい^^
こちらは中国の羽ジュエリー
素敵だ・・・
日本の櫛にフォーカスしたコーナーも!
どの美術館に行っても
ジャパンコーナーがあるのは
嬉しいものですね^^
以上で綾野のレポは終わりますが
まだまだ見たい!という方!
こちらのブログ記事に
写真がたくさん載っていましたよ〜!
こちらはMAD公式のジュエリーの歴史を紹介したページ。
眼福ジュエリーの旅をお楽しみください💜
ちょっとここからは
自分用のメモ⇩⇩
勉強不足で注目すべきところを
チェックできていなかったので
もう一度行く・・・!
アールデコ〜1930年代
ブシュロンにカルティエも。
1940年
アルバート・デュラズ(Albert Duraz)
1960年代以降
ジョージ・ジェンセンのデザイナーだったトールン
フランチコンテンポラリージュエリーの
第一人者ジャン・ディン・ヴァン
インダストリーデザイナーのエットレ・ソットサス
Costanza
Henri Gargat
芸術家のジュエリー
セザール・バルダッチーニ
フランスの彫刻家、現代美術家。
自分の指を拡大した巨大な親指が有名。
2017/12/21 セザール展 Exposition César| ―Les Secrets LADUREE par INTERMODE KAWABE―
パナジオティス・ヴァシラキス
ギリシャの彫刻家、通称タキス
磁石を使ったアートが有名
アルナルド・ポモドーロ
イタリアの彫刻家
故郷の職人から金銀細工を学んだ後
一貫したスタイルの球状彫像をいくつも鋳造
ジョージ・ブレイク Georges Braque
アンリ・ローレンズ Henri Laurens
ジャン・ルルサット Jean Lurçat
クロード・レヴェック Claude Lévêque
光や写真を使ったノスタルジックな作品
JEAN-LUC MOULÈNE ガラス