脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

結局、男だ女だ何歳だ、なんてどうでもいいのだ。自分を知って自分になるのだ。

こんにちは、綾野です。

ベルギー旅レポの途中ですが

どうしても書きたくなって書いています。

 

合計9ヶ月のロンドン生活も

残り約2週間となりました。

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来た頃は明日何するか全く決まっていない、

孤独な毎日だったけれど

 

 

今ではさよならを言うのが

悲しいお友達ができました。

(生きてりゃまた逢えるんだけど!

 今までのようには会えないから・・・)

 

そんなお友達のひとりが書いた

ブログなんですけど

本当にいい文章なので

是非読んで欲しいです!

好きは好き- LGBTと私 / Love is Love – LGBT and me – TREE LIFE NOW IN LONDON

 

彼女はわたしより全然歳下なんですけど

学ぶことがたくさんあって、

対等な関係、というかむしろ尊敬。

 

彼女のこの文章から

大事なことを気付かせてもらったので

記しておこうと思います。

 

女性が自由になるためには、男性も自由にならねばならない

 

自称フェミニストなわたし、

どうしても今の日本は

女性が貧乏くじ引かされている気がして

我慢ならなかった。

 

"男性"というものが

"女性"を支配したがる

自己中心的な生き物だという気がして

いざ"適齢期"に結婚がチラついても

最終的に乗っかっていけない自分がいました。

 

一人の男性によって

自分の人生が制限され

追い詰められてしまうのが怖かった。

 

職場でも、パートナーシップでも

いつも戦っていました。

私を下に見ないで!

私はあなたと対等!

だから支配しようとしないで!って。

 

 

でも果たしてそうだろうか、と

今は思います。

実は女性同様、男性もまた

苦しんでいるのではないかと。

 

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日本の多くの男性が

"男性ならばこうあるべき"という

誰かがつくった固定観念に縛られ

本来の自分とのギャップに

追い詰められているように思えてなりません。

 

本来の男性はもっと優しい。

でも自分が苦しい結果、

同じことを女性にも求めてしまう。

俺も我慢してるんだ、

お前も我慢しろ、

お前はこうあるべきだ。

 

たしかに経済、ひいては国を発展させるのに

"働いて金を稼ぐ男がいい男だ"と

思い込ませることは有益でしょう。

 

でも個人の幸せを考えた時に

果たしてそれは

正しいのだろうかと思うのです。

 

こんなに日本の男女平等が進まないのは

男性も自身の権利を感じられていないからではないか。

 

女性が自由になりたければ

男性も、

どちらでもない人も、

みんなが自由にならないとだめなんだ。

 

 

性別と年齢は、パーソナリティではないのだ

 

つまるところ、

男性女性などは

どうでもいいことなのです。

 

戦うのが好きな血の気が溢れた人が

ビジネスをやればいいし

心優しい人が子育てをすればいい。

そこに男女は関係ない、

大切なのはその人の

パーソナリティ。

 

※たしかに出産だけは性別が関係します。

でもそれって長い労働人生のうちの

1年ほどの話ですよね。

その後の家事育児は男性女性

どちらに適性があるかは、

個々のパーソナリティだと思うのです。

 

もっと男性も家庭に参加する選択肢をもっていい。

自分の人生をお金をたくさん稼ぐこと、

出世競争に勝ち上がることに

限定しなくていい。

 

世間が決めた

男とはこうあるべき

女とはこうあるべき

母とは、妻とは、

父とは、夫とは、

アラサーとは、アラフォーとは、に

自分を合わせることは

実は簡単です。

 

そこに思考はいらない

ひとと違うことをして否定されるリスクもない。

 

多くの人が楽な道を選びながら

「大人になると

どうしようもないこともあるんだよ」と

訳知り顔をしている。

 

自分が何者なのか、

目を向けるのには

エネルギーと勇気がいります。

 

どんなことをしたときに、

自分はどのように感じたか?

経験と内観を繰り返し

丁寧に拾い上げていかないと

通り過ぎてしまうのが

自分という存在なのです。

 

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そしてそれが常識とは違っていても

そんな自分を受け入れ

表現する勇気を持つこと。

 

その先に本当の自由と

幸せがあると思うのです。

 

最後に

今までは

"女性を幸せにしたい"という想いしか

持つことができなかったけれど

"男性も幸せにならなきゃ"という気持ちも

持てたことが

私の中で大きな変化でした。

 

ひとと腹を割って話すのは楽しいですね☺️

常に正直に、オープンでいたいものです。