こんにちは、綾野です。
本日はフィレンツェにある
ウフィツィ美術館と
別館の貴石博物館のご紹介です!
http://www.opificiodellepietredure.it/index.php?it/73/il-museo
18世紀以前のジュエリーって
現存するのはすごくレアなんです。
なぜならば、作り変えられてしまうから。
そこで当時どんなジュエリーが
使われていたかを知るには
絵画が活躍するんですねぇー
肖像画を描いてもらう際は
こぞって一張羅のジュエリーを
身につけたとか!
※養殖パールもなく
鉱山も開拓されていなかった15世紀に
ここまで立派なジュエリーをつけられるのは
相当なご身分とお見受けします!
ということで
ジュエラー視点のウフィツィレポをお届けします💕
ここは教科書?なウフィツィの超有名絵画たち
ウフィツィ美術館といえば
なにはともあれルネサンス絵画!
ボッティツェリのプリマヴェーラに
ヴィーナス誕生
ラファエロの生母
ティツィアーノのウルビーノのヴィーナス
ダヴィンチの受胎告知
教科書で見たことあるやつ
ばっかや〜〜〜ん
過去ヨーロッパのアーティストは
イタリアに留学するのがステータスだったとか。
それくらいルネサンスの影響って大きかったんですね。
ヨーロッパ美術のすべての起点が
ここにあるといっても過言ではないのではないだろうか。
ジュエリーうんぬんの前に
まぁまずこれですわ。笑
私のSuper Favoriteはこちら!
ロッソ・フィオレンティーノ
Musical Angel(奏楽の天使)。
もうめっちゃ好き!
こんな邪気のない好奇心ままの態度で
ジュエリーつくりたい
建物も素敵なんですよ☺️
ベッキオ宮殿が見えるミュージアムカフェ💕
このブログでも何度も推している
天井(笑)
素敵ですよ。。。
上を向いて歩こう、天井見るために
フィレンツェ ウフィツィ美術館の天井
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年8月15日
素敵すぎるわぁ
#ヨーロッパで見つけた素敵なもの pic.twitter.com/MDeCbwSjwi
アートの中で暮らしたいものですなぁ
絵画の中のルネサンスジュエリーが素敵!
ということで
絵画の中の素敵なジュエリーを
ピックアップしたいと思います。
みてー!
キラキラ星のティアラ🤩つけたい
女性の顔はいかつめですが
ネックレスは可憐です。
子供にこの立派なジュエリー。
もったいないやろ笑
どういうご身分の方なのかなぁ
ストラップぐるぐるなのすてきですね。
額にサソリ
強い
どんな状況でも
パールは人を
上品に見せてくれるという代表例
他にもすてきなジュエリーを
身につけられたご婦人がたくさん
ウフィツィ美術館
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年7月18日
15世紀ジュエリー pic.twitter.com/JUMMhzaNMU
なんとお土産で売られていました。笑
これこれ↓
よっ 商売上手〜!
お土産化してる
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年7月18日
抜かりないわ〜! pic.twitter.com/PN8hJBPtBN
フィレンツェモザイク堪能!貴石博物館
続きましてこちらは
ウフィツィの別館になる
貴石博物館です。
ウフィツィからあるいて15分ほど、
中心地から少し離れていて
フィレンツェの観光地は
どこも混んでいるのですが
ここはまったりしていました。笑
フィレンツェモザイクとよばれる
石の工芸品が集められています。
ひとつひとつ石をカットして
パズルみたいにはめ込んでるんです。
すごすぎる!意味がわからん!
貴石博物館。ウフィツィ美術館から独立して石の加工品のみを置いてます。
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年7月19日
パーツごとにぴったりのサイズに削ってるはめて、、、石の色で花びらのグラデーションを表現したり。
3枚目と4枚目、どっちが絵でどっちが石かわかりますか?このくっそ暑い中こんなのつくるの頭おかしいな(最大にほめてる) pic.twitter.com/yAwOCwMI5o
こちら石職人のベンチ!
カメオをつくる道具だそうですが
この人ずっとこの状態、かわいそう。。。笑
石がライオンになるまで。
すごいなぁ〜 センスいりますよね
デザイン画です。好き。
人物画に
静物画(細かすぎる!)なんでもござれ。
これなんですけど
ブレスレットの赤い石がすてきー
クオーツって言われたけどなんだろう
こんな赤いのあるのかな?
お気に入りはこちら。
朝顔はラピスかな?
このグラデを見つけてきたのがすごすぎる
百合のグラデも天才
こういう大物も素敵ですが
ジュエリーや嗅ぎタバコ入れなど
小物にも使われるフィレンツェモザイク。
227 Tiara(1808年伊)
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年8月16日
フィレンツェモザイクのティアラ。ナポリ王国の女王カロリーヌ・ボナパルト(ナポレオン1世の妹)の所有物と考えられています。シェルモチーフがナポリらしいですね。
フィレンツェモザイクは16世紀にメディチ家が工房を設立したとこで発展しました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/gyKlpaVdMl
アンティークでもコレクターがいます!
見かけたら是非ご注目ください💕
以上でフィレンツェのレポを終わります!
次回はイタリア最古の宝飾店を訪ねに
ルッカにいったお話⭐️