#綾野ジュエリー図鑑2018
まとめ第5弾!
本日は19世紀末特集〜〜〜🎉🎊🎈
このタームは最高に好きなので
ぎゅっとまとめて独立させた。笑
クラフトマンシップ
クリエイティビティ
石のクオリティ
全部揃ったドリームジュエリーをお楽しみください!
ベルエポック・エドワーディアン
101 Tiara(1903年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 11, 2018
マンチェスターの未亡人公爵夫人の依頼でカルティエが制作したティアラ。彼女が持ち込んだ1000ものブリリアントカットと400ものローズカットダイヤ、ハートの下のパーツには一部ペーストを使用。革命前のパリとヴェルサイユの建築装飾を参考にデザイン。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/NdoweccS6i
242 Ring Tray(1901年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) August 31, 2018
Eugene Feuillâtreはベルエポックに活躍したエナメル職人。葉脈のように広がった細やかな銀線のプリカジュールエナメルは水中の魚を表現しています。
ジュエリーそのものはもちろん、トレイやケースにもこだわるとさらに楽しくなりますね。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/QQOWdVZqAq
140 Queen Mary's Crown(1911年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 20, 2018
エリザベス2世の祖母、クイーンメアリーの即位の冠。2,200ものダイヤに真ん中のオーバルの石はコ・イ・ヌール、クッションカットの石はカリナンⅣ、トップはカリナンⅢ。(写真はレプリカでロッククリスタル)
王室御用達のガラード製。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/NWGxj3yGPM
100 Tiara(1916年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 10, 2018
カルティエと20世紀前半カルティエの下請けとして活躍したHenri Lavabre作。ダイヤモンドと人工ルビー。カルティエは製図工に17〜18世紀の建築をスケッチするよう奨励していたそう。そのころの建築からインスパイアされたガーランドスタイルのティアラ。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/EZGdLI3387
アーツ&クラフツ
アーツ&クラフツの父 ジョン・ラスキン
316 Cross&Case(1893年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 12, 2018
サンサジの十字架。ジョン・ラスキンのいとこと結婚したArthur Severnのデザイン。ラスキンが最愛の人の死の際に"gone where the hawthorn blossoms go"(サンザシが咲く場所にいってしまった)と表現したことからこのモチーフが選ばれました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/KVvBadw4Ev
エナメルの天才 アレクサンダー・フィッシャー
353 The Wagner Girdle(1893-96年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 19, 2018
エナメルの天才Alexander Fisherの作品。ワーグナーオペラの名場面が7枚のエナメルで描かれています。
左から右にかけて①トリスタンの死②ローエングリン③ジークムント④三人の運命の女神⑤ニーベルングの指輪のファフナー(続)
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/6iqbagTbS0
104 The Peacock Sconce(1899年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 14, 2018
エナメルの巨匠アレクサンダー・フィッシャー作。Sconceとは燭台のこと。1m四方の大きなもので壁にとりつけて使います。エナメルの孔雀が美しく、ぜひロウソクを灯したところを見てみたいものです。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/DMyk0y6GSH
348 Pendant(1900年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 14, 2018
エナメルの神Alexander Fisherから学んだNelson Dawsonとその妻Edithによるペンダントトップ。Edithは水彩画を得意とし、Nelsonからエナメルを学ぶと才能を開花、こちらもほぼEdithが制作。
描かれている花はトラデスカンティアというそうです。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/k0oFTrJiaB
チャールズ・ロバート・アシュビー
025 Peacock brooch&pendant(1901年ロンドン)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) January 26, 2018
大量生産に反し手仕事の大切さを説いたアーツ&クラフツ運動のジュエリーデザイナーC.R.AshbeeがデザインしGuild of Handicraftが制作。孔雀は誇りと復活のモチーフであり彼のお気に入りでした。12連作の1部。V&A博物館蔵。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/NtZdKYw0Bv
※026の間違い
069 Peacock Pendant(1902年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) March 10, 2018
孔雀といえばこの方!なC. R. Ashbeeデザイン。孔雀連作の1部。建築家にとどまらず家具に金属製品、ジュエリーと幅広く才能を発揮。上部の石はターコイズ。エナメルとナチュラルな形状の石を用いるのがアーツ&クラフツジュエリーの特徴。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/isf7GQhaef
293 Pendant(
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 20, 2018
アーツ&クラフツのジュエラー代表格、C. R. Ashbeeの作品。船モチーフはピーコックと並び彼のおきにいり。
船の帆はたまらないオパール。個人的に、石のクオリティ・デザイン・クラフトマンシップ、3つが揃って最高のジュエリーというのではないかと思います。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/IY8fpo8DCC
※292の間違い 1903年
百貨店リバティのキムリックシリーズ
252 Pendant top(1900年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) September 10, 2018
1875年創業ロンドンの老舗デパート・リバティが1899年にリリースした"キムリック"はアール・ヌーヴォーとアーツ&クラフツの流れを汲むオーガニックなラインのジュエリーシリーズ。機械化を取り入れコスパ向上に成功。Archibald Knoxデザイン。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/t0weZGVlrb
253 waist crasp(1900年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) September 11, 2018
ブルーベースのオパールが印象的なコルセットを留めるためのウエストクラスプ。画家のOliver Bakerがデザイン。商業的に成功したキムリックシリーズは若手デザイナーやジュエラー達にチャンスを与えました。これも百貨店の機能のひとつですね。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/J0FnzWs6AH
134 Necklace(1902年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 14, 2018
Archibald Knox作。1899年に発売したロンドンの百貨店リバティのキムリックシリーズの一部。アール・ヌーヴォーとアーツ&クラフツ双方の流れを汲んだオーガニックなデザイン。ケルト人の組み紐文様(インターレース)からインスピレーション。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/j0MLC4r2t3
ヘンリー・ウィルソン
131 Pendant(1900年)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 11, 2018
昨日に続きヘンリー・ウィルソン作。カラーストーンとエナメルによる色彩の豊かさ、元建築家らしい構成の美しさが特徴。ルネサンス期のジュエリーからインスパアされておりバロックパールの使い方がステキ。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/yDctCs9iG9
129 marriage ring(1901年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 9, 2018
建築家のウィリアム・レサビーが妻のためにデザインし、アーツ&クラフツ運動のジュエラー ヘンリー・ウィルソンが制作。教会モチーフに正面にアメジスト、エメラルド、サファイア、側面にはサファイアとルビー。愛が詰まっています☺️
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/N0tBDnvrL7
130 necklace(1905年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 10, 2018
元建築家のジュエラー/ヘンリー・ウィルソン作。Royal College of Artで教鞭を振るう傍ら、実用的な教則本を書き上げるなど後進の育成にも貢献。「過去の作品を学んで想像力を刺激しなさい。」と生徒に伝えていました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/rIp9V5D93h
132 Pendant brooch(1906年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 12, 2018
ピンクのスターサファイアが美しいヘンリー・ウィルソンの作品。磔にされたキリストの背景には天国の街。
彼の工房から才能ある職人John Paul CooperやH.G. Murphyが巣立っていきました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/LCMjDPWfFP
133 Pendant(1906年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 13, 2018
John Paul Cooper作。ヘンリーウィルソンの工房が輩出したクーパーは宗教的なシンボルを好み、石のスピリチュアルな力に魅了されたジュエラー。聖母マリアと幼児キリスト、あちこちに星の装飾。カボションのストーンがArts&Craftsジュエリーの特徴。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/gB45hWI0DA
272 ネックレス(1910年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) September 30, 2018
スタールビー、エメラルド、ムーンストーンに絶妙なグリーンのエナメルがマッチしたHenry Wilson作のネックレス。センターの緑のパーツには駆ける雄鹿のレリーフ。アーツ&クラフツスタイル。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/W2ghB2iS7h
メイ・モリス
128 Chain and ring(1858年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 8, 2018
ウィリアム・モリスの妻、ジェーンのジュエリー。娘のメイが寄贈。チェーンにつけられたリングは結婚指輪で22カラットゴールド。
なぜ指にはめずにペンダントトップにしていたのか、気になりますね。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/0YqqJMZhM8
127 Girdle(1906年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 7, 2018
ウィリアム・モリスの娘、メイ・モリスの作品。刺繍やテキスタイルを得意とし、動植物をモチーフにしたオーガニックなデザインを好みました。こちらのジュエリーはArts&Crafts展で展示されたもの。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/3ZJNPgAYPU
アーサー&ジョルジア・ガスキン
125 Love-in-a-Mist(1910年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 5, 2018
ネーミングもステキなネックレスは昨日に続きジョルジナ・ガスキンがデザインし、アーサーがエナメルを施した共作。二人はジュエラーになる前はイラストレーターでした。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/1PoYAvqNZA
124 Pendant(1920年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 4, 2018
夫アーサーと共にアーツ&クラフツ運動の一翼を担ったジョルジア・ガスキン作。2人はバーミンガムのアートスクールで出会い生涯パートナーとして創作し続けました。
シルバーにオパール、ピンクトルマリン、模造エメラルド。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/lxZHBNY6Mm
126 Design(20世紀前半)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 6, 2018
アーサー&ジョルジナ・ガスキンのスケッチ段階から完成図までが詰まったデザインアルバムの1ページ。デザインのほとんどはジョルジナ作。彼らの娘がV&A博物館に寄贈。クライアントや販売価格も記載。鉛筆、水性絵具、ガッシュが使われています。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/7i2YODQgVl
その他アーティスト
195 brooch(1900年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 14, 2018
ロンドンで活躍したChild&Childは2人の兄弟ジュエラー。エナメルを用いた独自の世界観でヴィクトリア女王やBurne-Jonesなど著名人を顧客としました。"2つのCとサンフラワー "の刻印が目印。https://t.co/fQmmGVq2jr
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/iLlU6bhzZe
196 Pendant(1890-1910年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 15, 2018
ピカデリーサーカスにあるエロス像で知られる彫刻家のアルフレッド・ギルバート作。鉄のワイヤーとガラスでできており、コンテンポラリージュエリーに通ずる雰囲気。金属への興味がジュエリー制作へと駆り立てました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/47e446BgXf
296 Pendant(1905年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 23, 2018
スコットランドの多彩なアーティストPhoebe Traquairは刺繍や壁画などを制作、神話や精神世界をモチーフにした、一般的なジュエラーとは異なる視点のジュエリーが人気です。中央にはマーメイド、左右には船がゴールドにエナメルで描かれています。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/NRxeyBAofL
※295の間違い
331 Ring(1912年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 27, 2018
ぶどうの実のようなツヤツヤカボションのサファイアにぶどうのツタが描かれたリング。葉はニエロとよばれる黒色の合金。ステンドグラスや詩なども制作したアーティストReginald Oswald Pearsonによるアーツ&クラフツの影響を受けた婚約指輪です。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/ERrC6tvqQo
279 Necklace(1912年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 7, 2018
画家、彫刻家、詩人と多彩な才能をもつReginald Oswald Pearson作のペンダント。アーツ&クラフツ運動の中、現代的なデザイン技法を嫌い、伝統的な手作業の職人技を愛し中世から着想を得た独自のジュエリーを生み出しました。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/cVXfrpxek7
323 Necklace(1913年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 19, 2018
イギリス・レスター地方にあるthe Dryad Metal Works社のジュエラーWilliam Pickのアーツ&クラフツのネックレス。アーツ&クラフツの著名な建築家であるErnest Gimsonの甥にあたる花婿から花嫁へのギフトとして作られました。オパールとパールを使用。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/YkfICi9m9J
123 necklace(1922年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 3, 2018
イギリス/チッピングカムデンのジュエラー Francis Ramsay作。同所は1902年にC.R.Ashbeeが居を構えたのちアーツ&クラフツ運動が盛んになりました。石はオパールとガラス。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/q3R9NczX9y
アール・ヌーヴォー
世界に広がり各地で発展したのが楽しい^^
ルネ・ラリック
151 Brooch(1895年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 31, 2018
ルネ・ラリックがティファニーのためにデザインした葉っぱのブローチ。ラリックといえばエナメルや動物の角など高価ではない素材を使うことで知られますが、こちらはティファニーによってダイヤモンドを敷き詰めたゴージャスな仕上がりに。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/fLJXmbr3Hi
065 Buckle(1897年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) March 6, 2018
ルネ・ラリックの作品。Iris=アヤメはアールヌーボーが日本美術の影響を強く受けていることを示しています。水辺から溢れるように咲くアヤメが優美。シルバーですが部分的に金メッキを施しアヤメをより際立たせています。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/0ILhxmEKKb
023 Pendant de cou : libellule
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) January 23, 2018
(1900年前後)
オルセー美術館で見つけたルネ・ラリック。羽はエナメル、真ん中のお石はアクアマリン。トンボ2体をこのようにデザインするのが最高。一見トンボに見えませんでした。https://t.co/X4hNfbtiVN#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/y6vEPw9sdU
152 Buckle(1900年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) June 1, 2018
Boucheron製作。ヒョウが噛み付くのはカーネリアン。緑はライオンの顔をキャストしたガラスでルネ・ラリックが提供したと言われています。1900年パリ万博で展示された同デザインのものはH.A. Burdyによるカービングされたエメラルドがはまっていたそう
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/Cw0zJR9SFb
189 Bodice ornament(1903-4年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 8, 2018
アール・ヌーヴォージュエリーの代表格ルネ・ラリック作。'the admitted king of Paris fashions'。
センターはファイアオパール、マットな質感の花びらはツノ。彼からヨーロッパ全土にアール・ヌーヴォーの波が広がっていきました。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/bxYRthMjZt
103 Tiara comb(1903-4年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 13, 2018
ティアラもルネ・ラリックならこうなる。オレンジの石はファイアオパール。ツノ(おそらく花の部分)、ガラス、エナメルした金と多様な素材を使って独特の質感を表現。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/0KIGoGi10l
018 Drawing by René Lalique(1910年代パリ)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) January 18, 2018
昨日ルネ・ラリックの髪飾りとブローチをツイートした流れで彼のデザイン画をご紹介。人生の前半はアール・ヌーヴォーを代表する宝飾デザイナーとして活躍(後半はガラス工芸家に転身)。自然をモチーフにした優美な曲線にうっとり#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/iR0UjsWjyZ
フランス
019 brooch(1901年パリ)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) January 19, 2018
アール・ヌーヴォーの作品をもうひとつ。スズメバチや花びらはエナメル技法の一種プリカジュール(ステンドグラスのような仕上がり)、茎は半透明のエナメルを金にのせて。Georges Fouquet作Charles Desrosiersデザイン。貴石を使わずこの豪華さ。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/nwknpMZwyy
063 needlework tools(1900-12年頃仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) March 4, 2018
ハサミ、指ぬき、針入れのセット。アールヌーボー様式の曲線で飾られた針仕事中の女性のレリーフが優美。南アフリカのクルーガー大統領からオランダ女王ウィルヘルミナの婚姻のお祝いのために作られた説がありますが真偽不明。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/RHllcomFCT
ベルギー
064 Hair Ornament(1905-07年白)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) March 5, 2018
プリカジュールエナメルが最高すぎるアール・ヌーヴォーを代表するベルギー人銀細工師Philippe Wolfers作の髪飾り。波状の土台にエナメルを施す超絶技巧。洋ランは官能的でエキゾチックだとアールヌーボーで好まれたモチーフ。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/SzX1HAmKAI
アメリカ
178 Pendant(1900年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) June 27, 2018
ニューヨークのMarcus & Coはアメリカのアール・ヌーヴォージュエリーのトップメーカー。創業者のWilliam Marcusの父HermanはCharles Tiffanyと働いてました。動くたびに色を変える水面のような石はオパール。美しすぎる。。。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/p4wGQ6aXVL
359 Brooch(19世紀末)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 25, 2018
クリスマスカラージュエリーをもうひとつ。
ニューヨークジュエラーMarcus & Co.によるブローチ。ルビー、エメラルド、ナチュラルパール。
キリスト教では『復活』、仏教では『輪廻転成』の意味をもつ蝶。みなさまの元に幸せが舞い降りますように🦋
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/XsrtTosFCy
284 Pendamt(1915年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 12, 2018
アメリカンアール・ヌーヴォー後期のHugh Robus作。角のついた男性を彫り出した白いパーツはアイボリーを彫ったもの。1912年から2年間ヨーロッパを旅し帰国後に制作。フリルのようなアジャスターも優雅です。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/gQYUeEuC0c
デンマーク
211 Necklace(1915-26年頃丁抹)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 30, 2018
ジョージ・ジェンセンによるシルバーネックレス。デンマーク語で'skønvirke'と呼ばれるアール・ヌーヴォー的なオーガニックスタイルを確立しデンマーク王室御用達に。ムーンストーンとラボラドライトがシルバーにマッチしています。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/ul4mMvInMj
212 Bracelet(1915年丁)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 31, 2018
Evald Nielsenはジョージ・ジェンセンと同時期に活動したジュエラーでデンマーク・アール・ヌーヴォースタイルの確立に貢献しました。花びらの中にはカボションのアメジスト。手で打ち出したシルバーのふくよかな質感が素敵です。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/1rDqzZuBup
うー最高に美しかった
手仕事感が残っているのがいいですよねぇ
次回はアールデコから現代までをずらっと行きます!
有名メゾンの作品がたくさん^^
乞うご期待です!
※画像や解説は以下より転用しております。
British Museum - Collection search
#綾野ジュエリー図鑑2019 も
絶賛毎日更新中なので
是非ともツイッター、フォローくださいませ^^
001 Peacock Brooch(1867年
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2019年1月1日
フランス人ジュエラーGustave Baugrand作。ゴールドにダイヤ、ビルマ産ルビー、インド産エメラルド、セイロン産サファイアをはめ込んだ景気のいいブローチ。
この孔雀、羽が動くというから驚きです。
#綾野ジュエリー図鑑2019 pic.twitter.com/a4qFgSwFck