脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

生まれて初めてホームシックになった話:ホームシックは悪くない、現地に馴染もうと努力している証

こんにちは、綾野です。

 

先日、絶賛ホームシックでした。

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♬夕焼け小焼けの赤とんぼ〜

を口ずさんでは涙がちょちょぎれる

 

日本に帰りたい〜!

友達に会って喋り倒したい〜!!

 

過去NY留学とロンドンワーホリ、

2度の海外長期滞在経験がありますが

ホームシックになったこと

今まで一回もなかったんですよ。

 

寂しいな〜と思うことはあったんですけど

帰りたい!って思うことはなかったんです。

 

ところが!今回の滞在で初めて!

めっちゃ日本帰りてぇ涙

という症状が発生いたしました。

これぞホームシックじゃ〜!

 

ちょっとまずいと思ったので

ホームシックになった状況と

ならなかった状況を比較することで

原因を突き止めようと考えたのですが

 

結果とてもポジティブな発見があったので

書き記しておきたいと思います。

 

ホームシックになるのはちゃんと現地に馴染もうと努力している証

結論から言うと

ホームシックになるのは

ちゃんと現地の文化に

どっぷり浸かっているから

ということなんですね。

 

と言いますのも

今までの留学&ワーホリは

周囲に同じような境遇の留学生や移民が多く

(もちろん日本人もたくさん)

それぞれが異なるバックグラウンドを持っていて

違うライフスタイルなので

現地のマジョリティに合わせるために

自分を変える必要がなかったんです。

 

留学生グループでご飯を食べに行くとしても

今日はメキシカン〜

今日は日本食〜

みたいな感じでそれぞれの文化を紹介し合う感じ。

 

短期間楽しい時間を共通して解散、

それは娯楽であって生活ではなかった。

東京でやっていたのと

同じ一人暮らしを

海外でやったってだけ

だったんです。

ながーい海外旅行みたいなもの。

 

一方現在はというと

現地で生まれ育った人たちの中に

私がポン!っとひとり混ぜてもらっている状態かつ

生活も仕事もがっつり一緒。

 

そうなると

郷に入っては郷に従え、

というやつでマジョリティは先方、

現地のやり方に合わせて

自分を変えざるを得ないのです。

 

起きる時間に寝る時間、

何をいつ食べるか、

週に何回洗濯してお風呂は掃除は、

聴く音楽に見る動画、

仕事のスタンスや

優先順位のつけ方などなど・・・

 

ひとつひとつは小さなことでも

自分を変えるってめっちゃストレス。

(気まま一人暮らし長いもんで更に笑)

 

 

もちろん頑張って説明して

理解してもらおうとするときもあります。

(特に仕事面では)

 

でも微妙なニュアンスが

私の英語力だと全然伝わっていかないんですよね。

 

加えてそもそもの考え方が

全然違うなと思う瞬間もあります。

「お客様は神様です」的なことが特に・・

この辺はもう少しうまく言語化できるようになったら

まとめたいですが。

 

・変わらなければいけない

・譲れない部分は説明するが英語力不足がもどかしい

・言葉として伝わっても理解はされない

 

この辺りがどっかーんときて

ウワァァァァァァァァ

以心伝心の

日本に帰りたい〜〜〜!!!

と爆発してしまいました。

 

 

でもそれって

頑張って自分を変えたり

伝えたりして異なる世界

馴染もうとしているから

起こることなんですよね。

 

ということに気づいて

同じ海外生活でも

一ランク上の濃い体験をしているんだ、今私は!

と少しポジティブになれました。

 

 

ホームシックになる人は海外向いてないと思ってたけどそれは間違い

2度の海外生活で

ホームシックを経験せずに済んだので

今まではホームシックになる人に対して

 

ホームシックになるくらいなら

日本に帰った方がいいんじゃ?

 

なんて上から目線で思ってたんですよ。

 

昔の私を

シバいた方がいいですね

 

むしろ

ホームシックになるくらい

異なる文化を

ちゃんと体験していて偉い!

あなたは今本当の留学をしている!!

と讃えたいです。

 

自分はまだその先に行けていないので

なんとも言い切れないですが

きっといつか

無理ないライフスタイルを作り上げて

ストレスなく過ごせる日がくる

と信じて頑張りましょ〜!お互いに!

 

身に染みるぜ、友達のありがたさ

ホームシックの引き金は

ステイさせてもらっている先のご家族が

今日どこどこ行って何何して〜

っていう些細な雑談を

現地語で話しているのを

見たときだったんですよ。

 

わー私にはこんな風に

日常を気軽に報告できる人いないな・・って。

(LINEするほどじゃないし

 頭使って英語で話すほどでもないと思っちゃう)

 

こうやってホームシックになると

改めて友達の有難さが身にしみます。

 

どーでもいいような動画の面白さを

語り合えることがどんなに素晴らしいか

(漫才とか絶対通じないですからね)

 

小室ファミリーメドレーを交互に

延々と歌えることが

どんなにストレス発散になっていたか

(小室ファミリー流すと

洋楽のパクリって言われる涙)

 

ほんまそれな、それ、で通じる

会話がどんなに心の救いになっていたか

 

うわーんこんなの書いてたら

また会いたくなってきちゃったよ!!

早くどこでもドア開発してくれ!

 

 

まぁでも自分で決めた人生なのでね。

代償はありますよね。

 

大阪から東京に出てきたときも

最初はこういう時期あったなぁ

でもそれがいつの頃からか

東京がホームって感じるようになったんだから

きっとそういう日がくることでしょう。

 

今は短期滞在で時間がないので

工房のメンバーとしか会っていませんが

長期滞在することになったら

友達をつくっていこう!!

きっとそれだよね!

 

ホームシックフレンズがいたら

一緒に頑張りましょ〜!