脱サラ☆アラサー女子のJourney to Jeweler

ベルギー・アントワープからお届けするジュエラー綾野の日々の記録

達成できるかどうかは二の次、目標は限りなく高くそして欲望に忠実なのがいいと思う話

こんにちは、綾野です。

 

ネタが溜まっているにも関わらず

ふと文章にしておきたいなと思って書いています。

 

JARという現代を代表する

ジュエラーさんがいらっしゃるのですが

※マイクロパヴェを巧みに使い

独特の世界観のジュエリーを製作

マスコミ嫌いで顧客も選別

ホームページすらない

謎のベールに包まれたジュエラー

JARの話をしだすと長いので今回は割愛

www.thejewelleryeditor.com

 

今30万円近く(!?)で市場に出ている

彼の作品集を格安で譲っていただいて

じっくり拝見しました。

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Jar Paris: With Canvas Bag

Jar Paris: With Canvas Bag

 

 

 

率直な感想は

私もこんなジュエリー作って

こんな本だしてぇぇぇぇぇ

でした。

 

アホちゃうか?

できるわけないやろ

 

と思われる方が一般的だと思うのですが

 

私はそう思うことは決して

アホなことではないと思っています。

 

なぜなら

目標は高い方が

より高くに辿り着けるし

欲望に忠実なほど

やりたい仕事がやれる

ということを今までの人生で学んだからなのです。

 

 

人生前半の後悔は最初の目標を低く定めてしまったこと 目標は人生の上限となってしまう

人生で最初に自分で立てた

大きな目標は大学受験でした。

 

昔から自分は小ずるいというか

スケールが小さいというか

プライドが高くて失敗が許せないというか

これならいけるだろ

という目標をたてがちだったんです。

 

結果的に第一志望校に合格して

当時はもう幸せそのものだったのですが

 

社会に出てから

トップの学校と自分が卒業した学校の間には

大きな隔たりがあることを感じて

 

どうして最初っから

トップの学校は無理だって

決めつけてしまったんだろう、

本気で目指していたらまた違ったんじゃないか

という考えが頭をよぎりました。 

 

東大に合格した人全員に共通すること、

それは東大を目指したことなんですよね。

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“志す”という行為は

それに到達する最低条件

 

立てた目標以上には

絶対に到達できない 

目標とは人生の上限である

 

ということに気づいた経験でした。

 

どこを目指すかで身につくスキルとやってくるチャンスが変わってくる 目標とは仕事の方向性である

社会人になってからも

同じ失敗を繰り返しました。

 

前職は広告系だったのですが

広告関連の最高峰と言えば

カンヌ広告祭だと思います。

 

実際同僚の中には

広告賞受賞を本気で目指している人もいました。

 

ですが私はまたもやそんなん無理やろ

ほんのりした憧れを無視して

予算達成とか本部内の評価トップとか

そういった自分にとって

現実的な目標のみを持ちました。

 

どういうことが起こったか。

 

人間は立てた目標に対して

それを達成するための筋肉を鍛え始めます。

 

海を目指した人は水泳の筋肉を

山を目指した人は登山の筋肉を鍛えていきます。

 

結果海を目指した人は

山を目指すのは難しい体になってしまうんです。

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カンヌを目指していた同僚が

どんどんクリエイティブな仕事を

生み出していくのに対して

自分には現実的な仕事ばかりが

くるようになっていました。

 

目標が違うと

身につく力が違う

結果回ってくるチャンスが変わり

戦うフィールドが違ってしまう

 

ということを身を以て知りました。

 

目標とは指針

自分の仕事の方向性

なのですね。

 

ですので目標が

自分の欲望に忠実であればあるほど

立てた後の自分の仕事が

自分のやりたいことに近くなると思います。

 

目標を達成できたかより最終的にどこに辿り着いたかが大事

日本人は失敗に不寛容とはよく言います。

立てた目標は達成せねば

というプレッシャーが

社会全体にあるように思います。

 

本当にそうでしょうか。

 

偉大な功績をあげている人ほど

その人の中の目標はアホみたいに異次元

ということがよくあります。

「人類を火星に移住させる。」と公言する

イーロン・マスクみたいに。

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自分の中の目標を達成したかどうかは

実は後には残らないんですね。

 

最終的に何を達成したのか、

本当に大事なのはそこなんです。

 

だったら

達成できそうな低めの目標を立てることに

メリットって何もない。

 

むしろできるかどうかなんて

ぜーんぜん予測できないけど

とにかくデッカい目標を持つ方が

自分を確実に高みに連れていってくれるんです

 

戦う相手が強いほど自分も強くなれるから“天下一武道会で戦っている状態”を目指すべき

この話の延長でいうと

誰をライバルとするかって

めちゃめちゃ大事だとも思っています。

 

少年漫画大好きっ子で恐縮ですが

 

剣心が志々雄真実を倒すために

天翔る龍の閃きを習得したり

 

浦飯幽助が戸愚呂弟を倒すために

デッカい霊ガン打てるようになったり

 

自分を爆速で成長させてくれるのは

強い敵、なんですよね。

 

実際そんな都合の良い敵が

喧嘩を吹っかけてきてくれることはないので笑

 

自分で勝手にライバルを設定して

こいつを倒すにはどうしたらええんや…と

妄想試合をするしかないのですが

 

それでいうとやっぱり私は

JARやグランサンクの創始者を

ライバルにしたいよねっ❤️笑

と思うのでした。

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ジュエリー界の天下一武道会

ヴァンドーム広場

まとめ

目標はアホみたいに高く

欲望に忠実に

ライバルは限りなく強い相手を

それが自分を高みに連れていってくれる

マインドだと思っているので

目指せJARで気長に頑張りたいと思います😝