こんにちは、綾野です。
2020年1〜4月にツイートした
綾野ジュエリー図鑑2020
ファベルジェ編
をお送りします!
ロシア/サンクトペテルブルクにある
2つの博物館のファベルジェ作品をご紹介。
凄技工芸をご覧ください。
エルミタージュ美術館
002 Twig of Bilberry in a Vase(1880年代🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年1月2日
ファベルジェによるコケモモの一輪挿し。ネフライトの葉、ラピスラズリの実、花瓶はロッククリスタル。
石という自然の奇跡と人間の技が合わさることで生まれた産物。変態の所業(最大の賛辞)。
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030 Mounting Seal(19世期後半-20世期初頭🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年1月30日
六角柱のエメラルドが存在感を放つ置くタイプのシール。全長5,1 cm。ピーター・カール・ファベルジェの弟、アガトン・ファベルジェ作。創造力豊かな優秀なデザイナーだったそう。
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051 Pig Figurine(1900年代🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年2月20日
ファベルジェによる豚さん。
疲れ気味で癒しが必要でした🐷
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052 Bracelet(1858年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月15日
ドイツの宝石商でありファベルジェの卵を作ったピーター・カール・ファベルジェの父グスタフ・ファベルジェによるブレスレット。
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081 Box Shaped like a Fan(19世紀後半🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月21日
ピーター・カール・ファベルジェのもと働いた金細工師Michael Perkhinによる扇型のBox。蓋の部分はロッククリスタルをエッチングしていると思われます。うっとり。
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082 Toilet Box(1890年代🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月22日
直径8.3cmのネフライトをベースにしたボックス。ピーター・カール・ファベルジェのもと働いた金細工師Michael Perkhin作。
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083 Box(1900年ごろ🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月23日
ラピスラズリを夜空に見立て、月と星のパーツを象嵌したロマンチックな小物入れ。ファベルジェ製。
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084 Perfume-flask(1900年頃🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月24日
ファベルジェ製の香水瓶。ピンクのギロッシュエナメルがかわいすぎますな。
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090 Framed Photograph(1898年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年3月30日
イギリス/ヴィクトリア女王の孫であり ニコライ2世皇后のアレクサンドラ・フョードロヴナとその娘タチアナ皇女の写真が飾られたフォトフレームはファベルジェ製。とても自分の写真を飾る気になれない神々しさ。
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100 "The Rothschild Faberge egg "(1902年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月9日
長年ロスチャイルド家のプライベートコレクションでしたが、2007年にクリスティーズのオークションにて18億で落札、2014年に美術収集家アレクサンドル・イヴァノフよりロシア政府に寄贈されエルミタージュに移管されたそう。
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ファベルジェ博物館:ファベルジェエッグ
101 Easter Egg(1897年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月10日
ニコライ2世の戴冠に際し皇后アレクサンドラ・フョードロヴナのために作られたファベルジェエッグ。中に入っている馬車は皇后をモスクワへ運んだ実際の馬車を忠実に再現したミニチュア。
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102 Bay Tree Easter Egg(1911年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月11日
ニコライ2世の母マリア・フョードロヴナのために作られた月桂樹のファベルジェエッグ。彼女が愛した鳥がさえずるギミック付き、鳥の体には色とりどりの本物の羽を使用しています。
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※ファベルジェ博物館公式動画で
動いている様子を見ることができます
4/12はイースター
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月9日
イースターといえばファベルジェエッグ🐣
ロシア・サンクトペテルブルクのファベルジェ美術館YouTubeチャンネルではエッグの動画が収められておりますのでぜひ心の洗濯にどうぞ🐣🐣🐣https://t.co/Sv6l3P4zxp
ロシア行きた〜い pic.twitter.com/5QPO5Fy7O8
103 Cockerel Easter Egg(1900年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月12日
若い雄鶏のぜんまい仕掛けイースターエッグはニコライ2世から母に贈られたもの。17世紀フランスの流行をリバイバルした月桂樹やカーテン模様など装飾も素敵。
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104 Kelch Hen Easter Egg(1898年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月13日
赤い卵の中には黄身、黄身の中には雌鶏、雌鳥の中にはロシア皇太子アレクセイ・ニコラエヴィチのポートレート。4段構えのエッグは実業家アレクサンダー・ケルチの妻バルバラ・バザノワが所有していました。
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105 Renaissance & Resurrection Easter Egg(1890年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月14日
アレクサンドル3世から妻マリアに贈られたイースターエッグ。
アゲートでつくられたエッグの中には、キリストの復活の瞬間のフィギュアをとどめるロッククリスタルのエッグ。全体の装飾はルネッサンス風。
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106 Duchess of Marlborough's Egg(1902年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月15日
第9代マールバラ公元夫人コンスエロ・ヴァンダービルトがオーダーしたエッグ。ダイヤモンドの蛇や4色のゴールドを使ったガーランド装飾が優雅。
最後はチャリティーオークションに出品、太っ腹。
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107 Lilies-of-the-Valley Easter Egg(1898年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月16日
ニコライ2世から皇后アレクサンドラ・フョードロヴナへ贈られたアールヌーヴォースタイルのエッグ。ニコライ2世と2人の娘の肖像が現れます。
パールとローズカットダイヤのすずらんが可愛い。
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108 Rosebud Easter Egg(1895年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月17日
ファベルジェがニコライ2世の妻アレクサンドラのために初めてつくったエッグ。ティーローズのつぼみは茎のボタンを押すと開きます。以降20個のエッグがアレクサンドラのために作られたそう。天面にはニコライ2世の肖像。
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109 Chanticleer Easter Egg(1904年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月18日
アレクサンダー・ケルチから妻のバルバラに贈られた最後のエッグ。このエッグを贈られたあとに二人は離婚、バルバラはパリへ。こんな豪奢なプレゼントも関係性修復には寄与せずかぁ…笑
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110 Order of St. George Easter Egg(1916年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月19日
ニコライ2世から母マリアに贈られた最後のエッグは、第一次世界大戦中につくられたため貴石や華やかな装飾は避けられ、火薬と炎の色である黒とオレンジのリボンがあしらわれています。ニコライ2世とその息子アレクセイの肖像。
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111 Fifteenth Anniversary Easter Egg(1911年🇷🇺)
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2020年4月20日
戴冠15年を記念してニコライ2世から妻アレクサンドラに贈られたエッグ。グリーンのガーランドで仕切られた18面にはそれぞれロイヤルファミリーの肖像や重要なイベントの様子が描かれています。
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いや〜! ロシアに行きたくなりますね
実際にアムステルダムの
エルミタージュ別館ジュエリー企画展を
訪れた際のレポはこちらです
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