こんにちは、綾野です。
オーストリアのシシィ博物館レポにもちらっと書いたのですが
『シンデレラって王子様と結婚したあと本当に幸せになれたんだろうか?』という疑問が私の中に強くありまして、これについてゆるっと、でも長く考えていたのですが、最近結論が出たのでここに記しておきたいと思います。
そもそもなんでこんな疑問がわいたか?
この問いが浮かんだのは、古今東西の世界のプリンセスについて知るほど彼女たちがあんまり幸せじゃなさそうだと感じたのがきっかけです(大きなお世話と言われそうですが)。どんなに素晴らしいジュエリーやドレスを身につけても、誰もが羨むお城に住んでも、なんだかとっても苦しそう。プリンセスって贅沢三昧ハッピー極楽ポジ♩なんかじゃなく、超過酷なブラック職種であり乗りこなせる人は並大抵の器じゃないというのが実際のところなのだろうと昨今のニュースを見ていても感じます。
シシィ然り実力以上の評価や注目は不幸の始まりです。一見得しているように見えますが、自分の限界を超えていたり自分の本来の性質とは異なる期待を周囲からかけられ続ける状態はとっても苦しい。いつかボロが出るんじゃないかという恐怖とも常に背中合わせです。『女帝』という漫画のライバルキャラ薫の名セリフで『自分の器を見誤ると不幸になる。』的なものがあったのですがまさにそれで、自分を過小評価して力を使い切らないのも、過大評価して無理をし続けるのも、あまり心地のいい生き方とは言えないのです。
そう考えると、シンデレラの誰もが憧れるサクセスストーリーという位置づけは、果たして正しい評価なのだろうか、という気がしてきます。ネズミと友達だったような心優しい少女が、美しさという目減りする価値と交換で高い地位を手に入れることは、果たして幸せな人生へとつながっているのだろうか。
そんな暗い疑問wをふつふつと考えていましたが、私なりの明るい答えが出ました。
シンデレラは幸せになった。なぜなら彼女の本当の強みは、美貌ではなくメンタリティだったから。
私はシンデレラはきっと幸せになっただろうなと考えています。なぜなら『彼女は自分のWantを認知しそれに向かって行動することができるから』です。
シンデレラといえばその美貌ゆえに誰もが憧れる地位を掴んだというイメージが一般的です。ですが私は彼女の本当の凄さとはたとえ自分がどんな状態であってもやりたいことをやりたいという図太さ(または素直さ)だと気づいたのです。
毎日同居人から『お前は役立たず、ブス』と言われ続け、着ているものはボロボロで、やっていることは汚れ仕事という状況におかれた場合、普通のメンタルの人であれば、お城とは別世界であり自分とは関係のない場所という認識程度で終わらせてしまうでしょう。ですがシンデレラは『私も!舞踏会に行きたい!!(自分にも参加する資格があるわい!!!)』と行動を始めます。
※シンデレラも作品によって解釈が違うと思うのですが私はディズニー版をイメージしてます
こういうメンタリティを持った人間であれば、たとえ王室に困難が待ち受けていたとしても自分の幸せを見つけられるでしょう。困っている人たちを助けたい!とバリバリに慈善事業を推進したりするかもしれないし、あるいはやっぱここないわ〜と森に帰って動物たちと暮らしたりするかもしれない。どちらにしろ自分の意思に従って自分の人生を爆走している彼女の生き様が目に浮かぶようです。
シンデレラは極端な例ですが、私たちの日常において
こんなファッションしてみたいけど私には似合わないだろうな
あのお店に入ってみたいけど私なんか場所違い
あの人と話してみたいけど自分なんて見合わない
というネガティブ思考のトラップはそこら中にあります。
このトラップをぶっ壊して、自分のやりたい!に意識を全集中できれば幸せへの最短距離が拓ける。そんな風に感じた今日この頃です。
私の夢は現代のシンデレラたちのフェアリーゴッドマザーになること
シンデレラも人魚姫もタイムスピリットによって如何様にでも解釈できる余地があるのが楽しいですね。
ところでシンデレラといえば、私は自分の夢を現代に生きるシンデレラたちの"フェアリーゴッドマザー"になることだと位置付けております。
ジュエリーという魔法で夢の人生に向かう人の背中を押したい、そんなふうに思っています。
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