こんにちは、綾野です。
結婚指輪を制作させていただきましたのでご紹介です。
今回は一つ一つタガネで模様を打ち付けた槌目のシンプルなリング。
なのですが…
内側に二本の指輪を重ねると絵が完成するように彫りを入れております!
お二人だけにわかるように思いが刻まれたロマンティックな指輪となりました。
制作過程をご紹介
カウンセリングにて、なるべくシンプルに、けれどハンドメイドらしさも欲しいというお話を伺って槌目を提案させていただきました。プラチナかゴールドかホワイトゴールドで迷われましたが、ヨーロッパで主流であるゴールドの太めの結婚指輪のお写真をお見せしたところ気に入ってくださって18金イエローゴールドに決定。
このように存在感ある太さにてお作りさせていただきました。魔法が使えそうな迫力ですね〜!
槌目(表面の凸凹とした模様)はこのようにタガネという細長いペンのような道具を金槌で指輪に打ち付けて作ります。(肝心なところが写っていないわかりにく写真ですみませんw)打つ強さや角度によって形が変わるので、バランスを考慮しながら1つ1つ打っていきます。
タガネを打ち終わったところ。こちらを磨いて完成です!
外側をややマットに、内側を光沢にしてコントラスト出しています。
そして今回、内側に手彫りでイラストを入れたいというご要望を賜って、知り合いの職人さんのツテをたどって彫り師さんを探させていただきました。指輪の内側に手彫りすること自体難易度が高くできる職人さんは貴重だそうですが、さらにイラストとなると…見つかった時は本当に嬉しかったです。
日本人職人さんに入れていただきました!最高!
シンプルなデザインでしたらどんなものでも入れられるそうです。神。
またこれでお受けできるご依頼の幅が広がって嬉しい限りです。
二人の間をつなぐ亀、仲良く一緒に長生きできますように♡
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